田舎の暮らし

田舎の暮らし

はじめに

さて、一言に「田舎暮らし」と言っても色々な形態が考えられます。 あなたはなぜ田舎に暮らしたいと考えるようになったのでしょうか?

  • すばらしい自然や懐かしい景色、都会では味わえない土の感触、これらを取り戻したいと思ったから。
  • 自分や家族の健康を考えた時に自分で安全な食材を確保したいと思ったから。
  • 都会での人間関係やストレスから解放され、自分自身を取り戻したいから。
  • 自然の中や広い敷地で思い切り趣味に没頭したいから。

などなど、理由はそれぞれですが、強い思いで田舎での暮らしを考えたのでしょう。 では、あなたが田舎に住んで何をしたいのか? しっかり将来も含めて考えてみましょう。

  • 田舎に永住:現在の住居を処分して田舎に拠点を移し永住。
  • 週末だけ田舎暮らし:別荘的な使い方。
  • 田舎を生活拠点にし通勤:田舎に拠点を移し通勤、または単身赴任。
  • シーズンごとに田舎生活:年に何回か訪れる別荘的な使い方。

田舎暮らしといっても、皆さんの状況ややりたいことによってその形態は変わっても良いのです。 また、一気にゴールまで行けなくても、一歩ずつ前に進める方法がきっとあります。 あなたがやりたい、出来る最善の方法をご家族と一緒に考えてみましょう。

仕事について・農業・事業

田舎に暮らすとなると都会とは違い様々な不便な面があります。 その中でも仕事(就職・求人)はその絶対数が少なく、賃金も都会に比べ安いのが実情です。 かといって田舎暮らしはお金がかからないかというと、そんなことはありません。 税金や保険は同じようにかかりますし、物価も物によって安かったり高かったりです。 北信濃あたりでは冬の暖房費もばかになりません。(夏の冷房費はかかりませんけどね) 転職も同時に考えるのならば、やはり転職先を見つけてからの移転をお奨めします。 田舎ではハローワークや派遣会社の求人だけでなく、”つて”という方法があります。 事前に何回か通って地区の役員さんや建築会社さんと仲良くなれれば、内々で回っている「いい人いたら紹介して」に名前を出してもらえる可能性もあります。 農業で生計を立てたいと思っているあなた。今までに農業をした経験はありますか? 自分達の食べるものの一部を調達するための栽培でしたらおすすめですが、生計を立てるとなると農地や機器類の確保から知識、技能の習得など一朝一夕では行なえるものではありません。 しかし、夢を持ってやって行きたいという方、事前準備をしっかりとし、家族や仲間と協力してがんばりましょう。 自治体でも就農支援や補助を行っているところが多くあります。 まずは担当部署に相談して状況を確認してみましょう。 また、インターネットの普及により、田舎発の事業や商売も増えてきました。 これも事業としてのひとつの方向ですので、やはり事前にしっかり準備をしてから取り組めば新しい展開があるかもしれません。 田舎好き.netでもそのような方々の役に立つ情報を今後も提供していきたいと思います。

地域の行事など

田舎に限らず新しい場所で生活を始めるとなると、やはりその地域の習慣になじめるかが心配のひとつとなります。 特に田舎に行けば行くほど共同体としての地域の人間関係が密になることは事実でしょう。 田舎のイメージとして閉鎖的でよそ者は「村八分」にされるのでは?などと心配される方もいますが、もう今はそんな時代ではありません。 いくら田舎とはいえ、テレビや携帯電話、インターネットも普及していますし、情報の伝播も昔ほど差はありません。 ましてや過疎、高齢化に悩む田舎の自治体にとって、転入者(特に子供も含む家族での)は大歓迎です。 その証拠に、各種優遇措置や支援制度がありますのでぜひ活用してください。 しかし、都会での集合住宅暮らしから田舎に移ると、地域の「組」と呼ばれる集まりや習わしなどの行事も多く、他人との関係が密になるのも確かです。 お祭りや伝統行事、地区施設の清掃、雪かき、川掃除など、この組や地域を単位として運営されていますし、様々な情報も人から人へと伝わります。 人口もさほど多くない地域ですので、外から来た方にはみな興味があります。 自らを知ってもらう機会と思い、「郷に入っては郷に従う」つもりでどんどん積極的に参加してはいかがでしょうか。 地区の先輩方にいろいろ教えを請えば、だいたいは過ぎるくらいにいろいろ教えてくださいます。

地域の買い物事情、衣・食・住

田舎で不便なことといえばやはり買い物です。 まずお店がありません。品揃えも少なく必要なものは地方の主要都市まで買いに出掛ける場面も多いでしょう。 公共交通機関が少ない田舎では、自家用車がないと買い物にも病院にも行けません。車は一家に1台ではなく一人1台が当たり前、農業に従事するのならばさらに軽トラック等が必要になります。 食材に関していえば地場産の新鮮なものが手に入るというメリットがあります。 地元のスーパーマーケットだけでなく、道の駅や産直販売所など生産者が直接売っているところも多く、新鮮かつ安価で手に入れることが出来ます。 田舎好き.netでもそのような情報も今後も提供していきたいと思います。 お年寄りや車のない方も「生活協同組合」などに加入すれば食材や衣類などを自宅まで配達してくれますし、インターネット通販も多く利用されています。 ちょっと買い物にという手軽さはありませんが、必要なものは十分手に入ります。 住宅事情ですが、都会に比べると相場は安いです。 賃借する場合は、物件が少ないため選択の範囲は限られてしまいますが、それでも都会の半額程度で借りることは可能でしょう。 購入する場合も土地付一戸建て(新築)でも1千万円台から、中古住宅でしたら土地付きで200万円程度で可能なものもあります。 物件を選ぶ際にはぜひ一番厳しい時期に来て確認してみてください。 北信濃だと1月~2月の厳寒期です。雪の状況はどうか?水周りや建て付けは大丈夫か?(雪の重みでふすまが開かなくなることもあるんですよ)良く観てください。 田舎好き.netではこれらの物件探しやご紹介も行っております。ぜひ一度「田舎体験生活」を行なってこちらに来て見て下さい。 専門家が皆様のご相談にお応えいたします。

地域の生活 医療・介護について

田舎で不便なことで命に関わる問題として医療機関が少ないということがあります。 都会でも医師不足がさけばれる今、田舎では近くに病院がない、専門の医師がいないなど深刻な問題です。 子供のいるご家族での移住を検討の方は小児科医がいるか?定年後の移住を検討の方は自分の持病の専門医がいるか?何かあった場合すぐに対応できる医療機関が近くにあるか? これらを前もって調べておきましょう。 また、将来介護を受ける必要が出た場合、近くに訪問介護を行なってくれる所があるか?も併せて調べておきましょう。 田舎好き.netでもそのような情報を今後も提供していきたいと思いますが、まずは「自分の健康は自分で守る」をモットーに病気にならない生活を心がけてください。 ページトップへ

子供の生活 学校について

子供を連れての移住を考えている方は、やはり学校や教育事情が気になるところです。 過疎化、少子化が進む田舎では小中学校では1学年に数名ということも珍しくありません。 通学も場所によっては1時間近く歩かなければならなかったり、場合によっては統廃合されてなくなってしまう可能性もあります。(これは都会も一緒ですが) 学習塾なども多くは有りませんので英才教育を目指している方にとっては悪い条件でしょう。 しかし、自然と触れ合ったり、地域の伝統行事を学んでいく教育は、どこでも当たり前に行なわれています。 せっかく田舎に来たのですから、親も教師となって子供達と一緒に学んでいきながら教え、「知識」ではなく「知恵」を身につける教育をしましょう。 やはりそれには田舎が最適と思いますよ。 長野県では学区制が採用されているため、公立高校は住んでいる地域と隣接する地域にしか通えません。 私立学校も多いわけではありませんので、都会ほど選択肢はありません。 進学を希望なら遠くても地域の有名校に通うために片道1~2時間の通学は覚悟です。 ここ信濃町は小中一貫校となっていますので、信濃小中学校には1年生から9年生(=中学3年生)までが通っています。 9年間の継続した活動と初等部(1年~4年)と高等部(5年~9年)に区分することで学びを充実させる体制を取っています。 詳しくは「信濃小中学校」ホームページをご覧ください。

遊ぶ・学ぶ・集う

田舎の良さはやはりその自然でしょう。 その自然を活かした趣味やリクレーションを行なうには最適の地に来たわけです。 自治体や観光組合などで開催するセミナーやスクール、体験教室もあります。 趣味だけでなく、農業や事業支援の学習会などもいかがですか? また、地域のボランティア活動や伝統芸能継承活動など、積極的にこれらを実践していけば地域への溶け込みも早く出来ますし、友人知人もできて生活に張りや潤い、安心が出来てきます。 ただ家にこもっているのではなく、ぜひ積極的に出て行きましょう! 田舎好き.netでもそのような情報を今後も提供していくだけではなく、いろいろと開催を計画していきたいと思います。